2020年3月23日の週刊ヤングマガジン2020年17号でジャスミン・ギュ先生のケンシロウによろしくの3話が掲載されました。
本記事ではケンシロウによろしく|最新話3話の「最期の一回(ザ・ラスト・タイム)」のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります。
※ここから先ネタバレ注意です
この記事の目次
ケンシロウによろしく|最新話3話の「最期の一回(ザ・ラスト・タイム)」のネタバレあらすじ
先日、坂本は沼倉のマッサージテクニックによって夢のような体験をします。
沼倉のテクニックに感動した坂本は都内某所にある裏路地の沼倉の診療所で働く事になりました。
坂本が指圧師を志した理由
今はお客さんがいないので、診療所は沼倉と坂本の2人っきりでした。
空気が重たかったのか、坂本は変わった造りの診療室だと言うと面接は無いのかと聞きます。
そしたら沼倉は何もないと即答したので、坂本は何か聞きたいことは無いのかと聞きます。
「‥‥うーむ‥」
「どうして指圧師になりたいんだ?」
沼倉は色々考えた結果、このように言います。
坂本は家庭の事情でマッサージには元々慣れていると答えます。
それに加えて学生時代に興味で周りの人を揉んだりしていたのです。
「人を気持ちよくさせる魔法!!」
「私のこの両手だけで人を笑顔にできる‥」
「幸せにする事って素晴らしいじゃないですか~」
坂本は笑顔でこのように語りました。
沼倉が指圧師を志した理由
対して沼倉はしょうもないと断じたので、坂本は自分の発言を否定された気分になります。
それ故にしょうもないって何なのかと反論すると、沼倉はそういう考えはくだらないと言ったと言います。
そしたら坂本はそれなら沼倉はどうして指圧師になったのかと尋ねます。
この問いに対して沼倉は人を始末するためだと答えると、坂本は思わずゾッとすると共に疑問を浮かべます。
そして母親をたぶらかした男を始末するためにケンシロウを目指したらこうなったと語る沼倉。
そう言ったと同時にかなり気まずい空気になりました。
坂本は顔から冷や汗を流し、沼倉はやばい奴だと、ケンシロウって誰だと心の中で思います。
そんな中、沼倉は予約している人の家に出張に行くと言って向かいました。
営みがしたい老夫婦
そして沼倉達は大豪邸へとやって来て、老夫婦に会っていました。
坂本は挨拶をすると、老人は野田ソフトの野田だと自己紹介します。
野田ソフトは大手IT企業なので坂本は驚いていました。
野田は助手を雇うなんて珍しいと語ると、沼倉はそれはどうでもいいからいつものコースでいいかと尋ねます。
しかし、今日はそうではないと答える野田。
野田は今の奥さんと結婚してから45年経っており、今もなお愛していました。
それに野田の余命は長くて半年しかありませんでした。
それ故に野田はあと1回だけでいいから妻と行為がしたいんだと言うと、沼倉はやれと反論します。
しかし、今の野田のモノは興奮しなくなっていたのでそれは不可能なのです。
美しかった青春時代に戻りたいのだと、行為を出来ずに命は落とせられないと涙ながらに語る野田。
坂本はどうするつもりなのかと沼倉を見る。
「よーし」
「てめぇらに」
「今夜を楽しむ資格はある」
沼倉はこのように答えたのでした。
ケンシロウによろしく|最新話3話の「最期の一回(ザ・ラスト・タイム)」を読んだ感想と考察
沼倉の口ぶりから察するに、まだ復讐を諦めていないのでしょうか。
しかし、指圧師の仕事をしている以上、もう復讐をする気はないんじゃないかなと思います。
もし仇を討てても手を負傷しては意味がありませんからね。
次回は、野田夫婦のためにとっておきのマッサージをするのではないでしょうか。